レスポンシブ・ウェブデザインの利点と問題点

メンテナンス性の良さ

これまでは、対象となる端末ごとに違うファイルを用意して、見せるホームページを切り替えて対応してきましたが、更新するたびに同じ内容をそれぞれのファイルで行わなければならず、手間がかかる上に、うっかりしていると同期するのを忘れることもあります。
その点、レスポンシブ・ウェブデザインにすればひとつのファイルを管理するだけで更新作業が終わるので、運営者からすると大変扱いやすいWEBサイトだと言えます。

Googleにも推奨されたレスポンシブ・ウェブデザイン

Googleでの検索順位が大きく変動するアップデートが最近は頻繁に行われています。「白黒つける」という意味で「ペンギンアップデート」とか「パンダアップデート」などの通称で呼ばれていますが、Googleが独自に策定した多数(200以上あると言われています)の規定に基づいてWEBサイトを評価し、検索結果の順位を決めています。
ペナルティのひとつとして取りざたされるのが、サイト内の「重複コンテンツ」です。つまり、同じ内容がサイト内の複数ページに散見すると、「内容が薄い水増ししたホームページ」であり、「ユーザーにとって価値が低い」と判断されるわけです。
Googleが上位表示したいのは「ユーザーにとって有益なサイト」ですから、このようなサイトは評価を下げ、必然的に検索結果も下がることになります。

「レスポンシブ・ウェブデザイン」を使ったホームページは、検索エンジンのクローラーがウェブサイトの情報を収集しやすくなるということで、Googleでも推奨されています。
http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2012/06/google.html

同じ内容をパソコン用のファイル、スマホ用のファイルと分けているとクローラーが「重複コンテンツ」と勘違いして、Googleのペナルティに引っかかる可能性があるということなのでしょう。

それを避けるためには、同じWEBサイト内に同じ内容のファイルは1つであるのが望ましいということです。

また、GoogleでスマホでのGoogle検索結果を意識する場合には、スマホへの対応が必須になります。

レスポンシブ・ウェブデザインの問題点

とても便利なレスポンシブ・ウェブデザインですが、古いブラウザは新しい仕様に対応していないので、どこまでフォローするかという問題があります。

逆にスマートフォンには古いブラウザが存在しませんので、HTML5+CSS3の機能をフルに活用することが出来ます。ビジュアルに優れた使い勝手のよいスマホサイトを作りたいなら、WEBとは切り離して作成するのもひとつの方法です。